ビットコインの貸出で利子をもらうことができる取引所を見つけたので、
実際に貸出を体験してみました。
今回は国内で日本語に対応している取引所であるQuoine(コイン)です。
01-年利に換算すると約23.36%の利息に
02-お金の流れはどうなっているのか
03-利率は需要と供給のバランスで決まる
04-メリットについて
05-デメリットについて
06-口座開設から
07-実は貸出サービスを提供していない?
01-年利に換算すると約23.36%の利子に
a.貸出期間 平成29年5月27日から6月16日までの20日間
利子 0.00307383BTC
元金 0.24BTC
利率 1.28%
b.貸出期間 平成29年6月16日から6月30日までの15日間
利子 0.00185439BTC
元金 0.56BTC
利率 0.33%
20日間で1.28%、15日間で0.33%の金利をもらうことができました。
20日間で1.28%を365日換算した場合は
1.28%×365日÷20日=年利23.36%となります。
15日間で0.33%を365日換算した場合でも
0.33%×365日÷15日=年利8.03%となります。
02-お金の流れはどうなっているのか
ビットコインを貸したい人が金利を提示。
信用取引で売買したい人(手持ちの通貨以上の大きな金額で取引したい人)が
提示された金利で借りて信用取引を行う。
という仕組みになっています。
03-利率は需要と供給のバランスで決まる
1回当たりの貸出金利を自分で設定します。
借りたい人が多ければ(貸したい人が少なければ)、利率が高くても借りてもらうことができます。
借りたい人が少なければ(貸したい人が多ければ)、利率を低くしないと借り手もらえません。
04-メリットについて
貸出オファーを出すだけで利息がもらえます。
売買のように「判断を誤って取引してしまい損失を被る」ことはまずないでしょう。
05-デメリットについて
取引所(Quoine)のサーバーに不具合が発生して貸出が実行されないことがあります。
貸出期間を貸し手が決めることができません。借り手が信用取引をしている間は貸し続けることになります。
利息の金額データをダウンロードする機能がありません。(poloniexなら、csvファイルをダウンロードすることができます)
Quoineが倒産した場合、貸し出したビットコインが返ってこない可能性があります。
ビットコインの価値が下がり、その分損失となる可能性もあります。
06-口座開設から金利発生ビットコイン購入までの手順
口座開設から金利発生までの手順を別記事に表示させてあります。
貸出を体験してみたい方は参考にしてください。
平成29年9月28日(木)QUOINEX運営事務局から
「QUOINEX Japanでは貸し出しのサービスは提供していない」
旨、メールで連絡をもらいました。
口座開設からビットコイン購入までの手順として参考にしてください。
07-実は貸出サービスを提供していない?
平成29年5月26日(金)から9月20日(水)まで約4か月間、
貸出を利用し利息をもらうことができました。
なぜか、9月20日付で貸出したビットコインが全て返済され、
その後貸出を出そうとしても「内部サーバーエラー」というメッセージが
出てきて、ビットコインを貸し出すことができなくなりました。
エラーで貸出ができない状態が続いたため、
サポートにメールを送り問い合わせてみました。
=====サポートからの返信ここから=====
(○○○○)様
平素より大変お世話になっております。
QUOINEX運営事務局でございます。
お問い合わせいただきましてありがとうございます。
日本のお客様向けのQUOINEX Japanでは
貸出のサービスは提供しておりません。
表示がございましたのはお客様のログイン画面が
QUOINE PTE(シンガポール法人)だったと思われますが
お客様はQUOINEX Japanの登録でございますので
貸出がエラーになってしまいます。
改めて(quioneのアドレス)
よりログインいただきたく存じます。
引き続きQUOINEXをよろしくお願い申し上げます。
QUOINEX運営事務局
(QUOINEXのアドレス)
=====サポートからの返信ここまで=====
平成29年5月26日(金)から9月20日(水)まで約4か月間、
実際に貸出サービスを利用して利息をもらっています。
「QUOINEX運営事務局の手違いでサービスを利用させてしまった」
ということになるのでしょうか?
なんとも不思議です。